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調剤薬局の不便な点
調剤薬局には 不便な点もあります。
立地条件もあるとは思いますが、薬の在庫が無い!!ということが たまにあります。
良く出る薬は 在庫を抱えますが、それほど多く出ない薬は 結局は在庫が余るわけです。
余るほどに 在庫を抱えたくないというのが 本音ですね。
例えば・・・
抗がん剤などがそうです。
実際には癌の患者様は多くいらっしゃいますが、その患者さんが 使っている抗がん剤を 入れていない調剤薬局も多くあります。
患者はそのような事は知りませんから、どこの薬局でも選びます。
ところが実際に 行ってみると、「申し訳ありません、このお薬を今 切らしていますので・・・」ということを言われて、今から仕入れるというわけです。
「次からも この薬をずっと飲みますか??」などと聞かれて、患者は 抗がん剤を続けるわけですから 「飲みます」と答えるわけです。
このようなやりとりからも察しがつきますが、在庫を多く抱えたくないということでしょう。
患者にしてみれば、全国どこの調剤薬局でも この処方せんで4日間は有効であると思っていますから、どこでも都合のいい場所を選ぶわけです。
田舎の薬局なら 本当に薬が無いということは良くありそうですね。
どんな薬でもいつでも 置いてあると思うと 間違いですね!!
でも 患者の立場になれば せっかく行った薬局に 自分の薬が置いてない!?なんて がっかりです。
薬だけが 頼りの人もいるのですから・・・
そういうことで 田舎のポツンのある薬局は 心配ですね。
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聞かれたくないことを聞かれる?
もうひとつ 多くの方々が抱いている問題があります。
それは 調剤薬局で いろいろ医者みたいに聞かれる・・・ということです。
これは 良く言えば、「親切」とも言えます。
悪く言えば、「余計なことまで聞かれる」ということになるのでしょうか?
単純に考えればそういうことです。
年配の方は、「最近の調剤薬局は随分と 親切で丁寧になったものだ」と感心して喜ぶかもしれません。
特に 話を好きな人は。
逆に 若い人は、「なぜ 医者でもないのに 血圧を聞いたり、具合はどうか?などと余計なことを聞くのか?」と うざったく感じるようです。
難しいものですね〜
薬剤師がいろいろ聞くのは それも点数に入っているのです。
薬剤師はかなり 喋らないと 報酬は入らないようになっています。
領収証を見ればわかりますが、「調剤技術料」「薬学管理料」「薬剤料」など・・・それぞれ必要に点数が付きます。
制度上 患者さんに喋らないと報酬になりません。
だから 聞かなくていいから その分安くしてほしい・・・と考える人も実際にはいます。
そうですよね、確かに!!
ですから 薬の説明は毎回結構です・・・と言って、お薬手帳も入りません・・・・と言えば、制度上は少しは請求金額が安くなるわけです。
薬剤師としては 身体の状態を確認して薬の効果をより上げるために 間違いの無いように注意をしながら薬を出しているのですから。
それでも いろいろな人がいますから、特に特殊な病気の患者様は 他人に聞かれるのは嫌なものです。
周囲の目もありますし それこそ個人情報ですし・・・
難しいものですね〜
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