ガラスペンの書き味・使用感
さて＾＾＾＾
ガラスペンをインクボトルに恐る恐る・・・浸します。
このとき、うっかりすると、ペン先をボトルのそこに「ガチン！！」とやってしまいそうですね。
私もゆっくりと慎重に・・・
私は沢山は漬けません。ペン先の半分ほどでしょうか。
インクが下に溜まり、結局、１滴はポタンと落ちますので・・・
持ち方は普通にペンを握る感じですが、筆圧はかけないようにします。
そして、紙との相性があります。
和紙は少し 滲みますね。上手な方でしたら大丈夫。
普通の便箋ならOKでしょう。私は横書きが多いですが、少しづつペンを回しながら書くといいですよ。
ガラスの溝に溜まっているインクが、ペンを回して書くたびに、うまくペン先に流れてきます。
書いていて、インクが薄くなりそうになったら、右に少しねじり回して、次の文字を書きます。
これの繰り返しで、２行くらいはインクを足さないで書けます。
筆圧は問題が多いのですが、書き手によって、筆記具は使用感が変わります。
筆圧が強いとペン先が割れます。壊れます。
書き始めに インクが ボタっと 落ちまして・・・こんな感じです。普通は このようになりませんから ご安心を・・・
ひらがなも 漢字も カーブも 一応 私のエルバンでも 描けます。
でも やはり 描く人の手の癖もありますから 相手の用紙との絡みもありますね。
そんなに すらすらとストレスなく なんでも描けるというわけでも ありません。
下のト音記号は 和紙に書いています。
一番左のト音記号は インクがかなり 滲みましたね。
インクを沢山吸い上げると 書くときに ポタリと落ちたり 滲みます。
これは 白い和紙に書いているので 余計に目立ちますね。
実際には 慌てて書いたりすると こういう現象はよく起こります。
こちらのアサガオは 普通のコピ―用紙に書いていますが なめらかにスラスラと進みました。
（絵の上手 下手は ご勘弁ください）
でも、私は予想よりは、書きやすかったです。
実際は、もっと、紙との摩擦感があって、ギシギシした感じなのかと想像していましたが、比較的、書きやすいと思います。
しかし この 感想は 私だけの感想ですから 人それぞれの感想をもたれると思います。
正直申し上げて なんのストレスも無く 書けるか？というものではありません。
だって ガラスでできているのですから いつだって 壊れます。
扱い方 使う用紙によって 感じ方はかなり違うのではないでしょうか？？
私のように不器用な人間が使うと それは 危険度は増しますね＾＾＾
でも それほど高価なガラスペンでなくても 味わうことができる プチゴージャスな感覚は私は おすすめです。文句ありません。
気分的には、勿論、優雅です。
便箋やインクのカラーに気を配れば、もっと、ゴージャスで面白いものが出来上がるのではないかと思います。
私は、家にあった便箋を使っていますが、オシャレな便箋を使えば、気分もワクワク・・・
また、紙との摩擦が書き味に関係してくると思います。
書きやすい 便箋など ご用意くださいませ。
私の個人的な感想ですが、ガラスペンは是非 使ってほしいものですが、あまり 高価なものは必要ないと思います。
しかし これはデザインや書き味など 趣味 主観の問題です。
私のように 日頃 手紙だけではなく 楽譜などを描くのでしたら 破損するのを覚悟で 適当な価格の物を買い足していくのが良いと思っています。
使いやすいものが一番ですよ！！
でも ガラスペンの綺麗な輝きには 心ときめく私でございます。
（しかし こうやって 眺めると 私の字の下手なこと・・下手なこと・・・）
使用後の保管
使った後の始末ですが・・・
これは簡単です。
水でインクを流しておきます。後は、柔らかなタオルで水滴をぬぐう程度です。
ゴシゴシやるのは禁物です。ガラスだと言うことをお忘れなく！！
必ず、割れます。壊れます。
専用の保管ケースがあれば、それに入れておきましょう。
私がガラスペンを使うときは、時間的に余裕があるときだけです。
書くのを慌てたり、扱いが粗暴になると、壊してしまいますので。
時間的余裕のあるときにお使いになられると宜しいかと・・・
このペンはとても軽いですね。
日の光に透かして見ると・・・これまた、不思議です。
なんて、きれいなブルーなんでしょう！！
