ペット介護士はペット看護士とは違うのか?

ペット介護士

ペット介護士というのは、高齢化してくるペットの日常生活の手助けをしていくのがメインになります。

 

看護とは違います。

 

人間の場合を考えてみるとよくわかりますね。
介護というのは 日常生活で、自分でできなくなったこと 自立生活が難しくなってきたときに、お世話をしてもらいながら生活するということです。

 

今、残っている機能を出来るだけ残しながら 日常生活を安心かつ 安全に送れるようにする事が大切です。

 

このように 人間の場合と同様に考えると、やはり ペットの場合も、介護と看護は自ずと意味は違います。

 

ペット看護士というのは、獣医師の補助的な仕事内容になりますので 実際に 病院内での診療やオペには 立ち会います。

 

ペット介護士なら、6ヶ月程度の通信講座でも可能です。

 

認定証をもらうことができます。

 

しかし、通信教育でのデメリットもあります。
実際に動物に接しながらの勉強ができないということです。

 

この点を考えると、机の上だけでの学習では足りません。
そのために、実際に動物病院でアルバイトをしながらの研鑽を積む人が多いようです。

 

就職のためだけではなく 実際に ご家庭でペットと末永く暮らしていくために ペット介護士の勉強を始める人が多くなってきました。
喜ばしいことです。
なぜなら 私達は ペットを家族と思い どんな辛い時も ずっと添い遂げていくべきだからです。

 

ただ 単純に 可愛いだけでは 済まされないのです。
どんな状況になっても 最期まで ちゃんとケアしていくべきですね。

 

 

 

 

 

動物看護士

動物看護士は、獣医師の補助的な仕事になります。

 

こちらも、国家資格ではありません。公的資格でもありません。

 

全日本獣医師協同組合、日本小動物獣医師会、社団法人日本動物病院福祉協会(JAHA)などが実施している動物看護士の認定試験を受けることになります。

 

他にも、動物看護のカリキュラムが組み込まれた専門の学校が存在していて、中には各学校で独自の認定試験を行い、その専門学校のみが認定した動物看護士の認定書を発行している場合もあります。

 

一貫していないので、いろいろな試験があると思っていたほうがいいです。

 

ペット介護士にしても、動物看護士にしても、国家資格ではありませんから、その専門の勉強をしていなくても、とりあえず、動物病院などへは就職はできます。(しかし 実際にはペット関連の勉強をしている有資格者も多くなってきましたので 資格は持っていたほうが有利です)

 

 

実際に、資格はなにもなくても、勤務している人はいます。
でも 最近の動物病院では きちんとスタッフがネームをつけています。
特に大きな病院では 名前 顔写真 資格名 が 記載されている名札を付けていて信頼が持てます。

 

そういう意味でも 資格というものは必要です。
大きな動物病院なら 尚更 資格は優遇され 必ず必用になります。

 

ペット関連の仕事に従事したい。。。
あるいは きちんとした動物病院への就職を希望するのでしたら 「動物看護師」の資格は有利ですね。

 

しかも この業界は 出入りが激しいので、誰かがやめたら 次をすぐに採用します。
なぜ 動物病院の看護師さんの出入りが激しいのか?

 

このことは待遇や将来性について良く 考えてみると わかります。
先ず ご自分のペットのかかりつけの動物病院をよく 観察してみましょう。

 

勿論 病院の規模によって スタッフの人数も違いますけれど、たとえば、小さな規模の動物病院なら 獣医師が1名、スタッフ1名、という場合です。
獣医師をサポートする スタッフが最低で1名は必要です。

 

受付業務から 診療の補佐、手術の補佐・・・掃除 洗濯 雑用 入院している子のお世話 ・・・・などなど 
仕事は綺麗なことは ありませんから 汚いことや辛いこと ストレスになることが多いです。

 

昔は 獣医師の奥さんが このような事を手伝っていたのですが 現在は 仕事の多様化に伴い また 専門職としての勉強をしてきた有資格者を採用するところが多いです。

 

動物は必ず いつかは死にますから こういう場面に対面した時のストレス。
また、飼い主さんとの雑談も 必要ですし、飼い主さんのケアも必要ですね。

 

当然 噛まれる事はあります。
危険な事もあります。

 

生き物を相手に仕事をしていくので、犬や猫を可愛いと言うだけでは無理です。
冷静さを失わない人が 望まれます。

 

自分の愛猫が死んでしまって 辛く悲しいお気持ちはわかりますが、病院で似た猫を見るたびに 心を痛めていても身が持ちません。
仕事は仕事です。

 

ペットを飼っている人は 心根の優しい人ですから ご自分の命を削られる想いをなさっているはずです。
動物病院でのお仕事は 冷静に対応しなければなりません。

 

また、待遇面では勤務する動物病院によって違いますが、長く勤めるためには、「やりがいを持てるか?」に尽きるでしょう。
やりがいを感じるならば 時給が安くても 賞与が無くても 勤務できると思います。

 

多くの動物看護士さんが 将来性があるのか?心配していますが、現実は非常に厳しいです。
今、受付にいる看護士さんが 何年勤務しているのか?気になりませんか?

 

親しくなれば 何気なくお話を聞くことも可能ですね。
動物病院に就職を考えるのでしたら 動物看護士の方が 有利です。
たとえ 待遇で不満であっても 頑張って仕事をしていれば 昇給はあります。

 

やりがいを持てれば・・・いいお仕事です!!

 

先にも書きましたが、動物病院のスタッフは出入りが激しいので たとえば 獣医師や奥さんとの人間関係にストレスを感じるような人は すぐにやめます。
ということは その分 あなたにも就職のチャンスがあるわけです。
その時の為にも 勉強して資格を持っている方が 断然有利です!

 

獣医師の言うことは絶対ですから 信頼できる獣医師さんにめぐり合えるとラッキーです。

 

 

 

 

 

 

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