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医薬分業とは
通常 私たちは、 病院などで医師の診察を受けたあとに、そこで処方せんが渡されます。
その処方せんを街の薬局に持っていき、調剤を受けることになります。
これが「医薬分業」です。
と言いましても・・・???
つまり 診察は医者の担当であり、薬は薬剤師の担当である・・・ということです。
医師の膨大なる負担の軽減を目的にしているのですが、これは 病院で長時間待たされた挙句に5分間診療!?などという状況を回避するためでもあります。
患者さんにとっても 医薬分業は 効率的であり より専門的な医療を受けられますし、また、投薬の面では病院内の煩雑な薬局ではなく、街のかかりつけ薬局を持つことになり 薬の副作用や他の薬の飲み合わせなど 多忙な医師にはなかなか聞けなかった事でも調剤薬局の薬剤師さんにはゆっくりと聞くことができます。
処方せんには薬の名前や種類、量、使い方が書かれています。
処方せんと引換えに薬が渡されます。
医療の高度化とともに機能分化が進み、現在の医療には様々な専門分野があります。
専門外来は多くなってきました。
患者も高齢化すると 一人で多くの診療科を受診します。
その都度 検査や投薬でだぶりが生じることになります。
検査のだぶりは 医療費の無駄ですし、投薬のだぶりも余計な医療費を生む元にもなりますから これを解消するためにも 薬局で発行するお薬手帳は 有効であると言えましょう。
医師は診療に専念し、また、薬の専門家である薬剤師が調剤することによって 患者が薬をより一層 安全に使う事ができます。
(日本薬剤師会のサイトから 一部 引用)
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