かかりつけ薬局は調剤薬局とは違うのか?

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かかりつけ薬局を増やす

厚生労働省は 団塊世代が75歳以上になる2025年までに 全国の5万7千か所の薬局を かかりつけ薬局を中心に 編成するらしいです。
要するに 概要としては 緊急時には24時間対応であったり 在宅療養の患者さんには薬の説明や指導する役目を持たせるというもの。

 

しかし これはまだ あまり現実的でもなくて 確かに 24時間対応の薬局や薬剤師さんがいると 安心ですが、実際に私たちの包括的なケアに組み込むとすると 実際にはどんな使われ方 機能を果たしていくのでしょうか・・・

 

まだ 手探りですね〜〜〜

 

介護保険では とにかく 在宅でのケアが主流になりますし また 病気で入院してもとりあえずの必要な治療が済めば 即座に 退院することになります。

 

こういうときに すぐに 在宅ケアに移行出来るようなシステムは 地域包括や病院の地域連携室にお願いして 自宅で療養できる準備が必要です。
そこに 更に 薬剤師さんが参入することになるのです。
かかりつけ薬剤師です。
在宅でのケアをより 充実させようということです。

 

 

 

かかりつけ機能の評価

調剤薬局は大きな病院の前に ずら〜〜っと並んでいたり あるいは 開業医の隣に併設されていたり 今では どこにもあります。

 

厚生労働省は 医師の処方せんに基づいて薬を出している 調剤薬局 について 処方せんばかりを扱って かかりつけ薬局としての機能が不充分であるならば その薬局の診療報酬の評価を引き下げる方針です。

 

それは なかなか 手厳しいではありませんか・・・

 

つまり 医薬分業が主流になってから 調剤薬局という薬屋さんが 凄く増えてきましたね。
確かに 医師の処方せんを沢山扱う 薬局はそれだけ収入も多いでしょう。

 

しかし 今後は 「かかりつけ薬局」を制定されて かかりつけ薬局としての業務・機能を果たしていない薬局は 評価を下げるということです。

 

沢山増えてきた調剤薬局は 今後 将来的には 無くなる薬局も出てくるかもしれません。

 

ドラッグストアーや医療保険が適用されない一般薬には 影響はありません。
普通のお店 ドラッグストアー 市販薬 等のお店には 影響はありませんので 私たちが日用品を購入することにも まったく影響はありません。

 

ということは もっと先の遠い将来には ドラッグストアーとかかりつけ薬局だけになるのかもしれませんね。

 

調剤薬局事務の資格は変わらずに 需要はありますが 2025年くらいには 今よりは 調剤薬局は減っているかもしれません。

 

先のことはわかりませんが この 「かかりつけ薬局」の編成方法には 注目していてください。